出産が近づくと入院準備をしなければならないですが、初めての出産の場合は、いつ頃、何を、どのように準備しておけばいいか、わからないですよね。
今回は先日第一子を出産した私が、
を紹介します。
この記事を読めば、出産時の「準備してなくて困った!」をなくすことができるので、ぜひご覧ください。
陣痛バック・入院バックはいつまでに準備する?
陣痛バック・入院バックは、遅くとも正産期前には準備しましょう。
早く準備しすぎても邪魔なので、私は妊娠35週のときに準備しました。
ただ、荷物の大半は普段使う洋服・下着類や化粧水等ギリギリまで入れられないものだったので、「直前に入れるものリスト」を作成し、「これから病院へ向かって入院するぞ!」というタイミングでパッキングの仕上げを行いました。
ちなみに、病院からは臨月に入った36週の健診時に入院準備をしておくよう言われました。
陣痛バック・入院バックは分けるべき?分ける理由
- 陣痛バック
-
出産する際に必要なものを入れるバック
- 入院バック
-
産後入院中に必要なものと退院時に必要なものを入れるバック
これらは分けて用意した方がいいです。
分ける理由は、
- 陣痛中に必要なものを取り出しやすくするため
- ひとりで病院に行かなければならないときの荷物を少なくするため
です。
陣痛中は看護師さんや助産師さんに必要なものを取ってもらうこともあるため、バックを分けてわかりやすくしておいた方が指示する自分も楽です。
また、急な陣痛でひとりで病院に向かわなければならない場合に、バックを分けておくと、陣痛バックだけ持っていき、あとから入院バックを家族に持ってきてもらうことができます。
陣痛バック・入院バックの大きさ、個数は?
ネットで調べた情報や同じ日に退院した人たちの荷物を見ると、荷物の大きさ、個数は、
- 陣痛バック → トートバック程度の大きさ 1個
- 入院バック → キャリーケース(S~Mサイズ)程度の大きさ 1個
という人が多かったです。
私は、
・陣痛バック→通勤で使っていたリュックサック(28L)
・入院バック→キャリーケース(Sサイズ)
それぞれ1個ずつ、計2個のかばんを持っていきました。
病院によって準備してくれているものも異なるので一概には言えませんが、持っていくかばんの大きさ、個数で迷っている人は、参考にしてくださいね!
陣痛バック・入院バックの中身
陣痛バック・入院バックの中身については、悩む方も多いと思います。
ここからは、私が実際に出産時に持って行った陣痛バック・入院バックの中身を紹介します。(一部、なくて後悔したものもリストに載せました。)
入院する病院で準備してくれているものもあるので、事前に必要なものを病院の人に確認してから準備するようにしましょう。
※印は、私の産院で用意してくれていたものです。
- お産パッド×1パック
破水したとき用
(破水時は生理用ナプキンではおさまらない量の水が出ることもあるので用意しておいて方がいいです。) - フェイスタオル×1
分娩中の汗拭き用 - カイロ×3
陣痛の緩和用 - ペットボトル用ストロー×1
横になったまま水分補給する用 - ペットボトル飲料(ノンカフェインのものを500ml×2本ほど)
分娩時の水分補給用 - 軽食(ウィダインゼリーやカロリーメイトなど)
分娩中のカロリー摂取用 - 小さいカバン
貴重品を持ち歩く用 - 母子手帳、保険証、診察券
- 財布・携帯・充電器
私は分娩時間3時間のスピード出産だったため、フェイスタオル、カイロ、軽食は使いませんでしたが、分娩時間が長い場合に備えて用意しておくと良いと思います!
- 産休手当用の書類
医師/助産師の署名欄があります。 - マスク×10枚
コロナ禍だったため - 産褥ショーツ×3枚
ナプキン(お産用パッド)をあてて使用し、汚れない限り使い回せば3枚でOK - お産用パッド×S/M/L 各1パックずつ ※
- 夜用ナプキン×1パック
- 乳頭保護クリーム
- 母乳パッド ※
- 授乳クッション ※
- 円座クッション ※
- 骨盤ベルト
必須ではないですが、あるとよいです。 - 延長コード
必須ではないですが、私は持って行かずに後悔したのであるとよいと思います。 - フェイスタオル×入院日数分
手拭き用 - スリッパ ※
- パジャマ ※
- 下着
- 化粧水類
- シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔 ※
- バスタオル ※
- 歯磨きセット ※
- 入院中のベビー用肌着、ベビーウェア ※
- 赤ちゃんのおへそ処置セット ※
- 育児用品(オムツ、おしり拭き、粉ミルク) ※
- 退院時の服(自分用、子ども用)
入院バックの中身は多いように感じますが、実際は病院で用意してくれていたものがほとんどなので(リストの※印が病院で用意してくれていたもの)、量としてはそんなにありませんでした。
陣痛・入院バックで、あって良かったもの
紹介した陣痛バック・入院バックリストの中で、特にこれはあってよかった!と感じたものを紹介します。
これらは本当に必須でした!本当に!!特に「①ペットボトル用ストロー」と「②乳頭保護クリーム」!
ペットボトル用ストロー
ペットボトル用ストローをペットボトルに取り付けると横になったままでも水分が取れます。
陣痛中は汗をかくのでのどが渇きますが、起き上がって飲み物を飲む余裕などないため、これがあって本当によかったです。
また、産後も数日は腰や会陰の痛みで起き上がるのがつらかったため産後入院中も大活躍しました。
100均でも売っているので、ぜひ用意してください!
乳頭保護クリーム
はじめの頃は赤ちゃんも自分も授乳に慣れず、乳頭が切れたり水ぶくれができたりとトラブルが多いため、乳頭保護クリームはあった方がいいです。
おすすめは赤ちゃんが口に入れても大丈夫な成分でできているタイプのもの。
私が使っていたのはメデラの「ピュアレーン」という商品です。拭き取らずにそのまま授乳することができるのでとても便利です。
容量は37gの大きいタイプと7gの小さいタイプがあるので、「乳頭トラブルになるかどうかわからないしなあ」という方は、お守りとして7gタイプを持っていっておくといいと思います。
入院中に水ぶくれの兆候が出始めたため持参していた乳頭保護クリーム授乳のたびに塗るようにし、なんとかダメージを最小限に抑えました。
退院後も母乳育児が軌道に乗り、痛みを感じなくなるまでしばらく使っていました。
夜用ナプキン
自分が生むまで知らなかったのですが、悪露って結構出るんですね・・・。
夜用ナプキンは、念のため持って行っていたものでしたが、産後入院中はほぼ一日中ベッドで寝ているので、病院から支給されたナプキン(お産パッド)のうち後ろまで長さのあるタイプものが足りなくなり、持って行った夜用ナプキンを使いました。
私の病院だと院内でも買えたのですが、割高になってしまうため持っていってよかったです。
円座クッション
産後はお股が痛すぎて円座クッションなしには座れません!
そのため、病院で準備がない方は持っていくといいと思います。
私は入院中では痛みが治まらず、退院前に自宅用にもネットで購入しました。
痛みを防ぐために使った期間は産後2週間ほどでしたが、産後は授乳や赤ちゃんをあやすために椅子に座っている時間が長く疲れるため、出産の痛みが治まったあとは座る際のクッションとして使っています。
まとめ:事前にしっかり準備して「なくて困った」をなくそう!
今回は、
を紹介しました。
▼ 陣痛バック・入院バックの準備時期
遅くとも正産期前には準備しておく
▼ 陣痛バック・入院バックを分ける理由
- 陣痛中に必要なものを取り出しやすくするため
- ひとりで病院に行かなければならないときの荷物を少なくするため
▼ 陣痛バック・入院バックの大きさ、個数
- 陣痛バック → トートバック程度の大きさ 1個
- 入院バック → キャリーケース(S~Mサイズ)程度の大きさ 1個
▼ 陣痛バックの中身
- お産パッド×1パック
破水したとき用
(破水時は生理用ナプキンではおさまらない量の水が出ることもあるので用意しておいて方がいいです。) - フェイスタオル×1
分娩中の汗拭き用 - カイロ×3
陣痛の緩和用 - ペットボトル用ストロー×1
横になったまま水分補給する用 - ペットボトル飲料(ノンカフェインのものを500ml×2本ほど)
分娩時の水分補給用 - 軽食(ウィダインゼリーやカロリーメイトなど)
分娩中のカロリー摂取用 - 小さいカバン
貴重品を持ち歩く用 - 母子手帳、保険証、診察券
- 財布・携帯・充電器
▼ 入院バックの中身
- 産休手当用の書類
医師/助産師の署名欄があります。 - マスク×10枚
コロナ禍だったため - 産褥ショーツ×3枚
ナプキン(お産用パッド)をあてて使用し、汚れない限り使い回せば3枚でOK - お産用パッド×S/M/L 各1パックずつ ※
- 夜用ナプキン×1パック
- 乳頭保護クリーム
- 母乳パッド ※
- 授乳クッション ※
- 円座クッション ※
- 骨盤ベルト
必須ではないですが、あるとよいです。 - 延長コード
必須ではないですが、私は持って行かずに後悔したのであるとよいと思います。 - フェイスタオル×入院日数分
手拭き用 - スリッパ ※
- パジャマ ※
- 下着
- 化粧水類
- シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔 ※
- バスタオル ※
- 歯磨きセット ※
- 入院中のベビー用肌着、ベビーウェア ※
- 赤ちゃんのおへそ処置セット ※
- 育児用品(オムツ、おしり拭き、粉ミルク) ※
- 退院時の服(自分用、子ども用)
病院によって準備してくれているものも異なるので事前に確認し、いつ入院となってもいいように早めに準備するようにしましょう。
事前にしっかり準備して、安心してお産を迎えられるようにしてくださいね。