初めての出産って不安ですよね。
私も「ちゃんと産めるかなあ」って臨月に入って毎日思っていました。
今回は、私の初産体験談を紹介します。
お産の進み方は人それぞれですが、一例として出産のイメージの参考になれば幸いです。
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体験談:破水始まり、分娩時間3時間のスピード出産
私は破水始まりで、分娩時間3時間、破水からだと4時間のスピード出産でした。
どのようにお産が進んでいったのか、時系列で紹介します。
【破水までの変化】前兆は3日前からおしるし、前区陣痛はほぼなし
破水したのが出産予定日のちょうど10日前。妊娠38週4日目でした。
その3日前からおしるしがあり、破水当日はお腹の膨らみもだいぶ下にさがってきたなあという感じはあったものの、前駆陣痛はほとんどありませんでした。
破水の2日前の妊婦健診でも、
赤ちゃんはだいぶ降りてきていて子宮口も柔らかくなってきているけど開いてはいないからまだだと思います。
と言われていたため、破水の直前まで週末の予定を考えながらのんびり過ごしていました。
【22:30 破水→病院へ】本陣痛はなし、出産はまだ先?
夜、布団に横になっていたところ、急にパンッと何かが弾ける音がして下から水が流れる感覚がありました。
これは破水だと思い、準備しておいたナプキン(お産パッド)をあて、病院へ連絡。
このときから若干生理痛のような痛みが始まったもののまだまだ10分間隔ではなく、「生まれるとしても明日の夜あたりかなあ」なんて家族と話しながら入院準備を仕上げて、タクシーで病院に向かいました。
病院に到着して内診してもらうと子宮口が2センチ開いていましたが、「出産はまだ先だから今のうちに寝ておいた方がいいよ〜」と助産師さんに言われ、心拍モニターをとったあとは入院部屋で横になりました。
このときまで痛みはまだまだ余裕。助産師さんと笑いながらおしゃべりできていました。
【0:00頃 陣痛開始?】間隔が短く、強い痛みに
ところが寝ようとしたあたりからお腹の痛みが徐々に強くなっていき、結局一睡もできないまま1:00頃痛みに耐えかねてナースコール。
このときでかなり強い痛みが3分おきにきていましたが、看護師さんに笑いながら「携帯見てる余裕があるくらいだとまだまだね〜」といわれ、これが10時間続くのか・・・と絶望。
心拍音で赤ちゃんの位置を確認してもらったあとは、再び部屋で痛みとの孤独の戦いが始まりました。
しかし、「ひーひーふーふー」言っている私の声を聞いてか、30分ほど経った後、再び看護師さんが部屋へ来て心拍音の場所を確認し、「あら、さっきまでここにいたのに急に降りてきたわね。」と助産師さんを呼びに行きました。
思い返すと、この時が一番つらかった。いきみたいのに我慢しなければならない。でもいきんじゃう。
例えるなら、生理痛の究極系+肛門から腸が出てくるのを必死で我慢しているという感覚。
内診してもらったところ、子宮口全開とのことで、「いきんだら出てくるので絶対にいきまないで!」と言われながら車いすで分娩室へ移動しました。(破水していたため車いす移動でした。)
このときは痛すぎて、「次産むなら無痛分娩にしよう」と思っていたのですが、終わってみると、痛みを忘れてしまって次も自然分娩でいける気がしています。
人間ってうまくできていますね。
【2:00頃 分娩室へ移動→出産】最後は部活のトレーニング
分娩室に入ってからはあっという間でした。
1分おきにくる陣痛の波で助産師さんの掛け声にあわせて、全力でいきむ!まるで部活のトレーニングのようでした。
いきみ始めてからは痛みはあまり感じなかったような・・・
助産師さんの「いきむっ!」の掛け声以外ほとんど記憶がありません。
「いきむっ!」の掛け声はその後2日間くらい、寝るときに頭の中で響いていました。
30分ほどで産声が聴こえ、ホッとしたのを覚えてします。
初産にも関わらずスピード出産で私も病院の人もびっくりのお産でした。
出産で何が大変だった?いつが一番痛かった?
出産で一番痛かったのは、子宮口が全開大になるまでの、いきむのを我慢しなければならないときでした。
子宮口が全開大になって分娩室に移動してからは、いきむのに意識を持っていかれていたからか、痛みはそれまでと比べたらマシでした。
痛みのほかにもう一つ大変だったのは、破水始まりだったため、子宮口が開き切るまで痛みを我慢しているあいだ、下から水が流れ続けて気持ち悪かったこと。
お腹が痛すぎてトイレでナプキンを変えるなんて無理!という状態だったため、ずっと気持ち悪かったです。(痛みと比べたら全然マシでしたが。)
準備しておいてよかったこと
今回、急な破水→スピード出産となった中で、事前に用意しておいてよかったと思ったことを紹介します。
陣痛バック・入院バックの準備
陣痛バック・入院バックの用意は病院からも言われていると思いますが、破水はじまりだと本当に突然入院となるので準備しておいてよかったです。
陣痛バック・入院バックに入れたものリストについては下記記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
陣痛タクシーの登録
陣痛タクシーの登録もしておいてよかったなと思いました。
急なことで焦っているときに、名前を伝えるだけで住所と行き先を把握してくれ、すぐきてくれるのはありがたかったです。
私が住む地域は本来、陣痛タクシーがないところなのですが、近隣のタクシー会社に片っ端から電話で聞いたところ対応しますよと言ってくれたところがありました。
ネット検索で陣痛タクシー対応外の地域に住んでいる方も一度タクシー会社に電話して聞いてみるといいと思います。
また、私は念のためタクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》
外出先で陣痛が来る可能性もあるので、こちらも登録しておくことをおすすめします。
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破水時用のナプキン(お産パッド)
産後のナプキン(お産パッド)は病院で準備されていたので必要なかったのですが、破水から始まったとき用に一番大きいサイズのナプキン(お産パッド)を1パック用意していました。
私の場合、ドバドバ水が出て夜用ナプキンだとおさまりきらないくらいだったので用意しておいてよかったです。
まとめ:お産の進み方は人それぞれ、急でも対応できるように準備しておこう
今回は私の初産体験談を紹介しました。
初産は半日以上かかると聞いていたため、今回、生まれるまであまりにも早くて驚きました。
お産の進み方は本当に人それぞれですね。
急な破水や陣痛にも落ち着いて対応できるように、準備をしておくのが大事だなあと実感しました。
皆さんの安産をお祈りしております!
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