「出産費用の手出しをできるだけ抑えたい。」
このように思う方は多いのではないでしょうか。
出産費用には補助金等の制度もありますが、それでもお産の進み方や分娩方法によっては手出しがかなり多くなってしまいます。
私は普通分娩で、特別高い病院を選んだわけでも、分娩中のトラブルがあったわけでもありませんでしたが、出産費用の自己負担額は10万円以上でした。
ただでさえ子育てはお金がかかる!おさえられる費用はおさえたいところ。
そこで今回は、出産費用を安くおさえる裏ワザ7つを紹介します。
少しの工夫で手出し額が大幅におさえられる可能性もあるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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出産費用を安くする裏ワザ7選
出産費用を安くする裏ワザはこちらの7つです。
それぞれ解説していきます!
価格の安い病院を選ぶ
出産費用は病院によって大きく異なるため、できるだけ価格の安い病院を選ぶことで出産費用は大きく抑えられます。
出産費用の平均は50万円程度ですが、高い病院だと100万円する場合もあります。
出産費用は一般的に以下の順で安くなります。
- 公的病院 < 診療所 < 私的病院
- 総合病院 < 個人病院
- 田舎 < 都会
出産する病院を選ぶ際は、費用面も考慮して選ぶようにするとよいでしょう。
都会に住んでいて、出産費用をおさえるために田舎に里帰り出産を検討するという人は、里帰りにかかる交通費等も踏まえて比較検討してくださいね。
大部屋にする
産後入院の部屋を個室にする場合、差額ベッド代がかかります。
差額ベッド代の平均額はこちらの表のとおりです。
差額ベッド代 | |
---|---|
1人部屋 | 8,300円程度 |
2人部屋 | 3,100円程度 |
3人部屋 | 2,900円程度 |
4人部屋 | 2,600円程度 |
私が産後入院した際は、1人部屋で差額ベッド代が3万5,000円(7日分)でした。
ただし、相部屋は、他の子どもの泣き声で寝られなかったり、夜中授乳のたびに授乳室に行ったりと、ただでさえつらい産後の母子同室の負担を増やしてしまう可能性があるので、その辺も踏まえて検討してみてください。
自然分娩にする
分娩方法は価格だけの話をすると、自然分娩が最もお金がかからないです。
「帝王切開かどうか」というのは自分で決められないことなので、どうにもならないですが、無痛分娩にするかどうかで迷っている人は、自然分娩+10万円ほど費用がかかるのでその辺も踏まえて検討してみてください。
無痛分娩にした人の話を聞くと、痛みが緩和されるだけでなく産後の回復も早いみたいなので、人によっては費用に勝るメリットがあると思います。
ここではあくまで、「費用だけを見ると」自然分娩の方が安いよ、という話です。
自然分娩以外の分娩方法の場合のおおよその金額は次の通りです。
- 無痛分娩:自然分娩(平均50万円)+10万円ほど
- 帝王切開:60万円~70万円ほど
※ただし、手術費用などは保険適用で3割負担となります
※自己負担額が高額になった場合は、「高額療養費制度」により、上限を超過した額を払い戻してもらえます
深夜・休日の出産をできるだけ避ける
受付時間外や休診日に出産が始まると「深夜加算」や「休日加算」として費用が上乗せされてしまいます。
なかなか出産の時間コントロールすることは難しいですが、
- 出産予定日直前の健診は月曜日にする
- 受付時間直前に陣痛が始まった場合は、少し待って受付時間に病院に到着するようにする
などの方法があります。
「出産予定日直前の健診を月曜日にする」のは、
出産予定日が近づくと健診で「内診グリグリ」をされることがある
↓
「内診グリグリ」は陣痛を促すために行われるので、数日以内に陣痛がくる可能性高い
↓
月曜日に「内診グリグリ」を受けることで、平日のうちに出産となる可能性が高まる
という理由からです。
「受付時間直前に陣痛が始まった場合は、少し待って受付時間内に病院に到着するようにする」というのは少々荒ワザですので、体調を見ながら可能そうであれば、程度に思っておくのがよいでしょう。
ちなみに、私は深夜加算で+2万円かかりました。
日付が変わってから病院に到着する
入院日数の数え方は午前0時を基準に数えるのが一般的です。
- 6/1 23:30に入院 → 6/1から日数をカウント
- 6/2 0:30に入院 → 6/2から日数をカウント
そのため、日付を超えるか超えないかギリギリの時間で陣痛が来た場合は、日付を超えるのを待って病院に行くことで1日分の入院費用をおさえることができます。
こちらも体調を見ながら可能そうであればやってみるとよいでしょう。
ちなみに私は、22:30に破水して23:30に病院に着いたため、しっかり7日分(通常は6日分)の入院費用を請求されました~。
(経産婦の場合)退院日を早める
経腟分娩の場合、初産婦だとが退院日が産後5日目なのに対し、経産婦だと産後4日目にできる場合があります。
その場合、経産婦さんだと入院日数1日分の費用をおさえることができます。
病院によっては、あらかじめ産後4日目に退院になっているところもありますが、そうでない場合は確認してみるとよいでしょう。
また、初産婦さんの場合でも、午前中に退院すれば昼食1食分の費用を浮かせられるので、検討してみるとよいでしょう。
クレジットカード払いをする
クレジットカード払いに対応している病院では、出産費用がクレジットカード払いできる場合があります。
クレジットカード払いをすることでその分ポイントが貯まり、実質的な負担を減らすことができるのでおすすめです。
口座残高に余裕のある人は、出産育児一時金の直接支払制度を使わずに、一度全額自分でクレジットカード払いして、後日健康保険組合に出産育児一時金を請求すると、さらにポイントが貯まります。
出産費用が50万円でクレジットカードのポイント還元率が1%の場合だと、5,000ポイント貯まりますよ!
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実際にかかった出産費用手出し額
私は出産時に出産費用を安くする裏ワザを全然使わず(自然分娩ではありましたが)、費用は手出しで約13万円かかりました。
妊婦健診費用の手出しと合わせると、妊娠~出産で約17万円の自己負担です。
正直こんなにかかると思っておらず、驚きました。
皆さんは無理のない範囲で、自己負担額をおさえる工夫をしてみてくださいね。
まとめ:出産費用は工夫することでおさえることも可能
今回は、出産費用を安くおさえる裏ワザを7つ紹介しました。
出産費用は工夫することで数万~数十万おさえることが可能です。
とはいえ、母子の健康が第一ですので、無理のない範囲で、出産費用をおさえる工夫をしてみてくださいね。
保険チャンネル
妊娠出産費用や子育て費用で不安なことがある人はぜひ相談してみてくださいね。