母子同室ってどんな感じなのかな?
予想外につらかった…。けど、やってよかった!
産後の母子同室ってやったことがないとイメージつきづらいですよね。
今回は、私の母子同室体験をもとに、
を紹介します。
産後の母子同室、予想外につらかったですが、私はやってよかったです。
この記事を読むと、産後の母子同室がどんな感じかがわかるので、母子同室にするかどうか迷っている人、事前に母子同室のイメージをしておきたい人は、最後まで読んでみてください。
私は個室だったので、個室前提でお話しします。
大部屋の人は少し異なる部分もあるかもしれません!
母子同室の過ごし方
母子同室はいつから始まる?
母子同室がいつから始まるかは産院によっても異なります。
私が入院していた病院は産後1日目(産んだ次の日)の10時からでした。
「産後〇日目から母子同室開始」の場合、産む時間によっては、産んだ直後に母子同室開始となり、ハードになることも。
例えば、
- 5/1 AM2:00 出産 → 5/2 AM10:00 母子同室開始
⇒出産後、母子同室開始まで、24時間以上休める - 5/1 PM 11:00 出産 → 5/2 AM10:00 母子同室開始
⇒出産後、母子同室開始まで、半日も休めない
母子同室の1日のスケジュール
私の母子同室の1日のスケジュールを紹介します。
コロナ禍だったため、面会はありませんでした。
赤ちゃんを預ける
赤ちゃんが部屋に帰ってくる
ー任意で授乳指導/シャワー(赤ちゃんは預かってくれる)
部屋での過ごし方
- 昼間
-
赤ちゃんはほとんど寝ており、3時間おきの授乳・オムツ替え以外は、ベットで横になり、携帯・テレビ・睡眠という感じでした。
部屋にいても退屈だったので、1~2回/日は授乳室に行き、助産師さんに授乳指導をしてもらっていました。
- 夜中
-
赤ちゃんが覚醒して全然寝てくれず、頻繁に授乳・夜泣き対応、赤ちゃんが寝た隙に私も寝るという感じでした…。
赤ちゃんが昼夜逆転しており、大変でした。
初めての夜中育児はとても孤独だった…。
母子同室でつらかったこと
母子同室でつらかった点は3つです。
母子同室をするまで、オムツを替えて授乳をしたら赤ちゃんは泣き止むと思っていました…。
赤ちゃんが泣き止まず寝不足
私が最もつらかったのが寝不足です。
3時間おきに授乳ということは、授乳と授乳のあいだは3時間寝られると思っていました。
が、実際は、
- 赤ちゃんも私も初心者なので、授乳がお互い下手くそで、授乳に1時間かかる。
- 赤ちゃんが昼夜逆転しており、寝かしつけに1時間かかる。
- やっと寝たと思ったら、次の授乳の時間になっており、再び起こして授乳。
のループで、母子同室した日の夜間の平均睡眠時間は3時間でした…。
「もう限界!」となった、産後1日目と3日目はナースステーションで赤ちゃんを預かってもらいました。
病院によって、赤ちゃんを預かってくれるところと、全然預かってくれないスパルタなところがあるので、産む病院を決める際に確認しておくとよいです。
入院中は日中も、食事の時間が決められていたり、指導があったりで、「赤ちゃんが寝ていたら自分も寝る」ができず、つらかったです。
退院後は、「赤ちゃんが寝ていたら自分も寝る」「ごはんは後でいい」ができるので、むしろ入院中の方が大変でした。
初めての育児でわからないことが多く不安
初めての育児でわからないことだらけなのに、赤ちゃんの命は自分にかかっているというプレッシャーがつらかったです。
(もちろんナースコールをしたらすぐに助産師さんが来てくれます。)
なんせ初めての育児なので、
- ゲップが出ない
- ミルクを吐いた
- 泣き止まない
- それどころかさらに大声で泣く
など、ひとつひとつのことが不安で、巡回にきた助産師さんへ毎度しつこく相談していました。
すごく大変でしたが、すぐに聞ける環境で育児に慣れることができたのはよかったです。
周りの部屋への音が気になる
これは大部屋の人の方が当てはまるかもしれません。
私は個室でしたが、それでも夜中に自分の子がギャン泣きし始めると、周り部屋へ迷惑になっていないか、気になってストレスを感じてしまっていました。
今思えば、私自身、他の部屋からの泣き声に「うちだけじゃない、みんな夜中に戦っている!」と励まされていたので、おそらく全然迷惑ではなかったのだと思いますが。
母子同室をするメリット
つらかった母子同室ですが、メリットもありました。
つらかったですが、母子同室をしてよかったです!
かわいいわが子と一緒にいられる
生まれたばかりのわが子と一緒にいられるのはやはり嬉しかったです。
好きなときに写真や動画を撮ったり、コロナ禍で面会できない夫にビデオ通話で赤ちゃんの顔を見せたりできるのは、母子同室の特権です。
新生児の頃は毎日顔が変わっていくので、本当に貴重な時間でした。
わからないことをすぐ聞ける環境で育児に慣れることができる
私が母子同室をやってよかったと思う理由は、これが一番大きいです。
初産だったため、実際に育児をしながら、わからないことがあればすぐに聞けるのはすごくありがたかったです。
家に帰ってはじめて「うちの子全然夜寝ないけど大丈夫⁉」と思っても、なかなか病院に電話して聞きづらいですよね…。
入院中にさんざん聞いた結果、退院までにはある程度不安も解消され、なんとかひと通り自分でできる、という状態になれました。
1人目のお子さんの場合は、体力的に大丈夫そうであれば1日だけでも母子同室をしておくとよいと思います!
母乳が軌道に乗りやすい
母子同室だと、赤ちゃんが欲しがったタイミングで母乳を好きなだけあげられ、母乳が軌道に乗りやすいということも、母乳で育てたい人にとってはメリットです。
母子別室だと、授乳のたびに赤ちゃんをナースステーションに迎えに行く必要があるので大変みたいです。
母子同室を乗り切るコツ
母子同室、思ったより大変そう…。
母子同室を乗り切るコツは次の2つです。
寝られるときに寝る
とにかく寝られるときに寝ましょう!
産後は産後ハイや初めての育児に緊張してなかなか眠れませんが、目をつぶって横になっているだけでも休息効果があります。
ただでさえ、体が疲れている産後なのでできるだけ休むようにしてください。
かく言う私は日中は寝付けずスマホをずっといじっていました…。
罪悪感は不要!夜中つらくなったら預かってもらう
日中は赤ちゃんをあやすことができても、夜中は眠いし孤独で精神的に参りやすくなります。
つらくなったら助産師さんに赤ちゃんを預かってもらいましょう。
「自分の子なのに…」などの罪悪感は不要!
家に帰ったら嫌でも夜泣き対応が待っています。(苦笑)
休めるうちに休んでおきましょう。
私もはじめは預けることに躊躇しましたが、結局母子同室の半分は夜中預かってもらいました。
結果的に預かってもらってよかったと感じています。
まとめ:つらいけど母子同室はおすすめ
今回は、
を紹介しました。
母子同室は慣れないことだらけで思っていた以上に大変でしたが、育児に慣れるいい機会でした。
初めての赤ちゃんの場合は、1日だけでも母子同室をしておくとよいと思います!
ただし、産後の回復が一番。母子同室がつらかったら罪悪感を持たずに預かってもらってください。
赤ちゃんにとってもお母さんが元気でいるのが一番!
無理しない範囲で、母子同室を頑張ってみてくださいね。