新生児訪問の案内が来たけど何をするんだろう?準備することってある?
新生児訪問って事前に「行きます」としか言われず、当日の流れがわからないですよね。
でもせっかくなら有意義にしたい。
今回は、私の新生児訪問の体験をもとに、
を紹介します。
この記事を読めば、新生児訪問への不安が解消されるので、新生児訪問を控えている方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
新生児訪問とは
新生児訪問と似た制度に乳児家庭全戸訪問というのがあり、私の住んでいる自治体では同時に実施されました。
2つの制度の内容、違いについては東村山市のサイトでわかりやすく説明されています。
「新生児訪問指導」は、母子保健法第11条に定められた事業で、主に新生児の発育、栄養、生活環境、疾病予防など育児上重要な事項の指導を目的として、生後28日以内(里帰りの場合は60日以内)に保健師や助産師が訪問する事業です。
一方「乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」は、児童福祉法第6条の3第4項に定められた事業で、主に 1、育児に関する不安や悩みの傾聴、相談 2、子育て支援に関する情報提供 3、乳児及びその保護者の心身の様子及び養育環境の把握 4、支援が必要な家庭に対する提供サービスの検討、関係機関との連絡調整 を行う事業です。対象者は、生後4か月を迎える日までの赤ちゃんがいる全ての家庭です。
東村山市HPより
新生児訪問当日までの流れ
新生児訪問を受けるためにやることは、出生通知票を出すのみ。
あとは、連絡が来たら日程調整をするだけなので待っていればOKです。
私の場合は次のような流れでした。自治体によっては日程調整の連絡が電話の場合もあるようです。
- 退院した日(産後5日目)に出生通知票を郵送で提出
- 産後20日目にショートメッセージで、担当の助産師さんから日程調整の連絡が来る
- 2週間健診で「赤ちゃんの健康面も体重増加も問題ないから、助産師訪問は1か月健診後にしてもらうとよい」と言われていたため、その旨を伝えて産後40日目の午後に訪問してもらうことに決まる
母子保健法上は産後28日以内の訪問ですが、融通はきかせてくれるみたいです。
新生児訪問のために準備しておくこと
新生児訪問の準備は、最低限、日程調整のときに言われた準備物と当日聞きたいことをまとめておけばOKです。
実際に終えてみて、準備しておいた方がいいこと、準備しなくてよいことをまとめました!
準備物:母子手帳、フェイスタオルなど指定されたもの
準備物は事前に指示があると思うので、言われたものを用意すればよいです。
私の時は、日程調整のときに母子手帳とフェイスタオルを指示されたので用意しました。
フェイスタオルは体重測定の際にスケール(体重計)の上に敷くのに使いました。
準備しておくこと①質問することをまとめる
せっかくの助産師さんと話す機会なので、日頃の子育てでわからないことや困っていることをリストアップしておきましょう。
病院と違って順番待ちの人がいないので、じっくり相談にのってくれます。
準備しておくこと②最低限の掃除
部屋は通した部屋以外は見られないので、通す予定の部屋を最低限掃除しておけばいいです。
ちなみに私は訪問時、リビングに布団敷きっぱなしでしたが特に気にいている様子もありませんでした。
訪問してくれる助産師さんも産後の大変な状況を十分理解してくれているので、慣れていると思います。
お茶は出す?
私はお茶を出しませんでした。
理由としては、
- 潔癖の人だとよその家のグラスで飲むのに抵抗があるかも
- そもそも短時間で終わるのでは?
と考えたためです。
当日は母子手帳を見たり、資料を色々出してくれたり、赤ちゃんの体重測ったりと、改まってお茶を出してゆっくり話し込む雰囲気ではなかったので、出さなくてよかったと感じました。
もちろんお茶を出したい方は、出してもOKです。
ちなみに、私が新生児訪問前にネット調べたところ、お茶を出した人もいましたが、出さなくてもいいという意見が多かったです。
「どちらでもよい」ということですね。
訪問する側はあまり気にしてなさそうでした。
新生児訪問当日の服装は?
母乳育児の人は、授乳を見てくれる場合があるので、授乳しやすい服装にしておくとよいです。
私のときは、授乳指導は任意でしたが、見てもらい、母乳量を計ってもらいました。
ちなみに私は化粧をする気力がなく、すっぴんで出迎えました。
訪問する助産師さんは産後の大変さを理解してくれているので、気を使いすぎる必要はないと思います。
新生児訪問当日の内容
当日の内容を紹介します。
※自治体によって内容が異なる可能性があるので、あくまで参考としてご覧ください。
訪問者
助産師さん1名でした。
保健師さんが訪問する場合もあるようです。
滞在時間
1時間半でした。
思っていたよりも長かったですが、間延びした感覚はなく、必要なやり取りや相談をしていたらその時間になったのでちょうどよい時間でした。
日頃、子育てで不安に思っていることやわからないことをゆっくり聞けたのでよかったです。
新生児訪問の内容① 体調面や子育てに関する質問
当日は母子手帳を見ながら私と赤ちゃんの体調や子育てについて色々聞かれました。
こちらが聞かれた内容の一部です。
- 妊娠経過は順調だったか
- 出産は順調だったか
- 産後の回復はどうだったか
- お産の感想
- 2週間健診、1か月健診は問題なかったか
- (産後しばらく赤ちゃんの黄疸が残っており何度か再検査を受けに行っていたため)黄疸について
- 赤ちゃんの便の量、色
- 母乳かミルクか
- 育児で大変だと思うが、ご飯は食べられているか
- 子育てを手伝ってくれる人はいるか
- 夫と私の実家は近いか、場所
- 夫と私の働き方(出社 or 在宅)と職場の場所
- 育休復帰の予定時期と復帰後はどのように働く予定か
- 通う小児科は決めているか
母子手帳は文字通り隅から隅まで見ていました。
新生児訪問の内容② アンケート記入
2週間健診や1か月健診時に記入したのと同じ、母親の精神状態チェックのアンケートへ回答しました。
新生児訪問の内容③ 自治体の子育て情報の説明
自治体の子育て情報について資料を渡されて説明してくれました。
具体亭にはこのような内容でした。
- 産後ケア施設について
- 子育て支援センターについて
- 地域の助け合い制度について
- 予防接種について
- 健診について
- 夜間や休日の病院について
新生児訪問の内容④ こちらからの質問
私の方から質問する時間も取ってくれました。
聞き漏れがないように事前に聞きたいことをメモしておいたので、それを一つ一つ聞いていきました。
- 夜に火が吹いたように泣くけど
- 起きているときにご機嫌な時間がほとんどない
- 抱かないと寝ない
- 夜中の授乳後にベットにおくと唸る
- 気持ち悪そうなときの体勢について
新生児訪問の内容⑤ 体重測定、身体の状態の確認
ひと通り話し終わったあとに、赤ちゃんの健康状態の確認がありました。
具体的には、体の様子の目視確認、股関節の動きの確認、体重測定、です。
新生児訪問の内容⑥ 母乳量測定(任意)
最後に「母乳量計りますか?」と聞かれたので、計ってもらいました。
せっかくなので母乳育児の人は計ってもらうのがおすすめです。
感想:新生児訪問は意外とよかった
新生児訪問の感想は「すごくよかった!」です。
- 提供してくれた情報の中に知らないことが結構あった
- ゆっくりと質問に答えてくれ、相談にも乗ってくれたため、不安が解消された
- 久しぶりに家族以外の人と話して気分転換できた
機械的にさらっと30分ほどで終わると思っていましたが、思っていたより話を聞いてくれたし、提供してくれた情報も役に立つことばかりでとてもよかったです。
また、久しぶりに家族以外の人と話せて気分転換できました!
今は、睡眠は量より質だと思って。短時間で深い眠りにつけるように、寝る際に腹式呼吸をするだけでもだいぶ違いますよ。
と教えてもらったので、試しに寝る際に腹式呼吸をするようにしたらすっきりと起きられるようになりました。
病は気からという感じで気のせいかもしれませんが、事実すっきり起きれるようになったので、気のせいだとしてもよかったです!
まとめ:新生児訪問は受けた方がよい、事前準備で有意義な新生児訪問にしよう
今回は、
を紹介しました。
新生児訪問は正直、全然期待していませんでしたが、
不安が解消されたし、気分転換にもなったので、受けてよかったです!
終わったあとに、これも聞いておけばよかった!とならないように、事前に聞きたいことをリストアップしておくなどの準備をしておくと、より有意義になると思います。
せっかくの機会なので、ぜひ有効活用してみてくださいね。