- 飛行機で旅行に行きたいけど、赤ちゃん大丈夫かな?
- 赤ちゃんとの飛行機を乗り切るコツを知りたい。
赤ちゃんとの初めての飛行機、「耳抜きは大丈夫かな?」「赤ちゃんが泣きだしてしまって『飛行機に赤ちゃんを乗せるな』と周りから苦情を言われたらどうしよう」など不安がいっぱいですよね。
私はつい先日、生後3か月の子どもと初めての飛行機に乗って関東から四国の実家へ帰省しましたが、乗る前はどうなることかとドキドキでした。
今回は、事前に私が調べた情報や、実際に生後3か月の子どもと飛行機を利用した経験を踏まえ、
を紹介します。
この記事を読めば、万全の準備で赤ちゃんとの初飛行機を迎えられ、快適なフライトを過ごせるので、最後まで読んでみてくださいね。
今回の旅は、
- 国内線(東京~四国)
- JAL
- 夫・子どもと3人旅
でした。
国際線や他の航空会社だと、サービス内容など記載内容と異なる部分がある可能性があるため、必ず事前に各航空会社のHPなどで確認するようにしてください。
赤ちゃんとの飛行機の不安と対策
赤ちゃんとの飛行機って不安がいっぱいですよね。
それぞれの不安に対して、どのような対策をすればよいのかを紹介していきます!
赤ちゃんとの飛行機の不安①耳抜き
耳抜きは私がフライト前に最も心配していたことでした。
赤ちゃんの耳抜きは必要?
赤ちゃんも大人と同様に飛行機での耳抜きは必要です。
ただし、調べたところによると、赤ちゃんは耳管が太くて短いため、大人ほど気圧で苦しむことはないそう。
うちの子も離陸時に泣いたら授乳して耳抜きさせようと準備していましたが、結局ずっとご機嫌だったため、耳抜きの手助けをせずに終わりました。
赤ちゃんの耳抜きの方法は?
赤ちゃんの耳抜きの方法は2つあります。
※離乳食前の場合です。離乳食が始まっていたら離乳食を与えたり、お茶を飲ませたりするのもよいかもしれません。
- 授乳する
- おしゃぶりを加えさせる
「1.授乳する」に関して、
母乳を与える場合は、周りの目が気になると思いますが、
- 窓側の席に座り、
- 授乳ケープや、赤ちゃんをおおえるような大きめのTシャツやセーターを使うと
落ち着いて授乳することができます。
私も窓側の席で授乳ケープを使って授乳しました。隣が夫だったこともあって落ち着いて授乳することができましたよ!
ミルクの場合は、液体ミルクを機内持ち込みするか、ANAやJALではCAさんにお願いするとミルクを作ってくれるサービスもあるのでお願いするようにしましょう。
粉ミルクを持っていく場合は小分けになっているものがかさばらなくておすすめです。
赤ちゃんの耳抜きのタイミングは?
耳抜きのタイミングは、気圧の変化が大きい離陸時と着陸時です。
おしゃぶりであれば、早めに加えさせればよいですが、授乳の場合は早く始めすぎて、耳抜きの必要なタイミングには授乳が終わっていた、ということがないように注意が必要です。
以下、離陸時と着陸時の授乳開始タイミングの目安としてみてください。
- 離陸時
-
飛行機の「出発時刻」は飛行機が動き出す時間のことをいいます。
離陸は便にもよりますが、「出発時刻」の15分後くらいなので、授乳によって耳抜きをしようと思っている場合はその時間にあわせて、前の授乳を済ませておくとよいでしょう。離陸時に「ポーン」と数回音が鳴るのでその音を合図に授乳を始めるとよいです。
(航空会社によっては離陸の合図が異なる場合があるので、搭乗時にCAさんに確認すると確実です。) - 着陸時
-
着陸時は着陸のシートベルトサインがあって高度が下がり始めたタイミングで様子を見ながら授乳を始めるとよいでしょう。
着陸は離陸よりも時間が長いため、早く授乳を始めてしまい、着陸前に授乳が終えてしまったとならないように要注意です。
赤ちゃんが寝ている場合の耳抜きはどうする?
赤ちゃんが耳抜きが必要な離陸時や着陸時に寝ている場合は、起こしてまで耳抜きを手伝う必要はないそうです。
その理由は調べても明確にはわからなかったですが、赤ちゃんは耳管が太くて短く、大人ほど気圧で苦しむことはないということに関係していると思われます。
赤ちゃんとの飛行機の不安②オムツ替え
オムツ替えは授乳とあわせて、赤ちゃんとの外出時の2大心配事のひとつですよね。
機内にオムツ替えスペースはある?
ほとんどの飛行機にはオムツ交換台が付きのトイレがあるため、機内でのオムツ替えはそこを利用します。
オムツ交換台付きトイレは飛行機の後方のみ、前方・後方1か所ずつ、など場所が限られることも多いため、事前にオムツ交換台付きトイレの場所を確認し、その近くの席を予約するようにするとスムーズです。
オムツ交換台付きトイレの近くの席は子連れが多いため、機内でもあまり気を使わずに済みますよ。
機内でのオムツ替えで困らないための事前準備
機内では、
- オムツ替えできる時間が限られている
(シートベルトサインが点灯している間はオムツ替えできない) - オムツ交換台が狭い
- 揺れている機内でのオムツ交換
とオムツ替えのハードルが上がるため、できる準備は事前にやっておきましょう。
機内でのオムツ替えで困らないための事前準備を紹介します。
- 搭乗前にオムツ替えを済ませておく
- オムツ替えグッズはポーチにコンパクトにまとめておく
- 着替え必須(親の着替えもあった方がよい)
- オムツ替えシートもあった方がよい
- オムツ替え重視なら座席は通路側(⇔ 授乳重視なら窓側がおすすめ)
- 航空会社によっては予備のオムツを用意してくれている(オムツのサイズはM、Lサイズのみのことが多い)
搭乗前にオムツ替えを済ませておく
搭乗後は離陸のためにシートベルト着用サインが点灯し、しばらくオムツ替えができなくなるので、搭乗前に必ずオムツ替えをしておくようにしましょう。
オムツ替えグッズはポーチにコンパクトにまとめておく
必要なときにすぐにオムツ替えに行けるようにオムツ替えグッズはポーチにまとめておきましょう。
飛行機のオムツ替えスペースはかなり狭いため、コンパクトにまとめておくといいです。
- オムツ
- おしりふき
- オムツ替えシート
- 汚れたものを入れる袋
- 着替え
着替え必須(親の着替えもあった方がよい)
機内ではシートベルト着用サインが点灯しており、オムツ替えがすぐにできずに漏れてしまう、ということがあるため、着替えは必ず用意しておきましょう。
低月齢のゆるい便の場合、親の服まで汚れてしまう可能性があるため、親の着替えもあった方がよいです。
オムツ替えシートもあった方がよい
着替え同様、機内ではすぐにオムツを替えられず、オムツ漏れをする可能性があるため、オムツ替えシートも持っていくようにしておきましょう。
オムツ替え重視なら座席は通路側
スムーズにオムツ替えを行うなら、座席は通路側がおすすめです。
ただし、授乳のしやすさは隠しやすい窓側なので、どちらを優先させるか選ぶ必要があります。
今回私は夫と子どもの3人だったため、授乳を優先して3列シートの窓際に座り、オムツ替えは3列シートの真ん中の夫にお願いしました。
航空会社によっては予備のオムツを用意してくれている
航空会社によっては予備のオムツを用意してくれている場合があるので、もしもの場合はお願いするとよいでしょう。
ただし、サイズはM、Lのみなどと限られている場合が多いので注意です。
赤ちゃんとの飛行機の不安③授乳
つづいて飛行機での授乳についてです。
母乳の場合:飛行機での授乳の方法は?
特に母乳の場合は飛行機でどのように授乳するか迷いますよね。
「耳抜き」のところでも紹介しましたが、
- 窓側の席に座り、
- 授乳ケープや、赤ちゃんをおおえるような大きめのTシャツやセーターを使うと
落ち着いて授乳することができます。
私も窓際の席で授乳ケープを使って授乳をしました。
狭い席では縦抱きでの授乳がおすすめですよ。
ミルクの場合:ミルクはどう作る?
ANAやJALではCAさんにお願いするとミルクは作ってくれるサービスがあります。
格安航空の場合はミルク用のお湯も有料だったりするので、事前に確認するようにしましょう。
ミルクを作るのが手間だったら液体ミルクを機内持ち込みするのをおすすめします。
(私が乗った便では機内持ち込み可能でしたが、液体物なので機内持ち込みの可否は事前に確認するようにしてください。)
ほほえみの「らくらくミルク」(液体ミルク)は6缶セットに付属のアタッチメントをつければ、ピジョン「母乳実感」の乳首を直接つけることができるため、ほ乳びんを持っていく必要がありません。
粉ミルクを持っていく場合は小分けになっているものがかさばらなくておすすめです。
飛行機での授乳のタイミングは?
飛行機での授乳のタイミングは耳抜きも一緒にできる離着陸時がおすすめです。
中でも離陸時の授乳は、授乳後、そのまま残りのフライトで寝てくれる可能性があるので一石三鳥です!
逆に、離陸前の授乳は要注意です。
離陸時には授乳を終えてしまい子どもが耳抜きがうまくできずに泣き出してしまったり、授乳後に排泄をしても離陸中はすぐにオムツ替えができずに漏れてしまう可能性が高まるためです。
赤ちゃんとの飛行機の不安④泣き声
子どもの泣き声で周りの人に迷惑をかけないかも心配ですよね。
機内での泣き声対策を紹介します。
機内での泣き声対策1 泣く要因をなくしておく
泣かせないというのが一番早い泣き声対策です。
授乳をして満腹にし、オムツが濡れていないかを定期的に確認しましょう。
機内での泣き声対策2 寝る時間をねらったフライトにする
お昼寝の時間が決まっている赤ちゃんであればお昼寝の時間をねらったフライトにするとよいでしょう。
フライト中に寝てくれれば親もほっと一息つけますね。
機内での泣き声対策3 おもちゃを持っていく
泣いているときに興味をそらすためのおもちゃを持っていくのも効果的です。
私はおもちゃを持っていき忘れたため、機内の安全のしおりの絵を見せて、興味を引いていました。
機内での泣き声対策4 子どもの多いエリアの座席にする
オムツ替え台近くの席は子連れが多いため、「お互い様だよね」という空気が流れています。
他の子もにぎやかなので自分の子の泣き声もあまり気になりません。
できるだけ子どもの多いエリア(後方の席であることが多い)に席を予約するようにしましょう。
私がJALに乗ったときは後方のトイレにオムツ替え台があり、後ろの方は子連れだらけで心強かったです。
機内での泣き声対策5 事前に周りの人に声をかけておく
事前に周りの人に「ご迷惑おかけしたらすみません。」と一言声をかけておくだけで気が楽になりますし、泣いたときの周りの反応も随分違います。
搭乗した際に一言声をかけておくことをおすすめします。
私たちも隣の人に事前に声をかけておいたため、子どもが泣いたときも「赤ちゃんの泣き声かわいい」と優しく対応してもらい、救われました。
赤ちゃんとの飛行機 | 持ち物リスト
ここまで紹介した不安に対する対策を踏まえて、赤ちゃんとの飛行機で持っていったらよいものを紹介します。
- オムツ
- おしりふき
- オムツ替えシート
- 着替え(子ども用・できれば大人用も)
- ビニール袋
- 授乳ケープ(母乳で授乳する場合)
- ミルク・ほ乳びん(ミルクで授乳する場合)
- おしゃぶり(おしゃぶりで耳抜きをする場合)
- ガーゼタオル
- おもちゃ
- 抱っこ紐
基本的には通常の赤ちゃんと外出する際の持ち物と同じです。
これらで30Lのリュック1つくらいの大きさになりますが、どうしても荷物が多いなと感じる場合は、
- 大人用の着替えは預け荷物にして汚れても機内では我慢する
- おもちゃは携帯の画面を見せることで代用する
などで少しは荷物を減らすことができますよ。
赤ちゃんとの飛行機の注意点
赤ちゃんとの飛行機に乗ろうとする際の注意点を紹介します。
予約は早めにしよう
希望する座席が埋まってしまう可能性があるため、予約は早めにするようにしましょう。
今回私たちはGWに飛行機で帰省しましたが、3週間前に予約をしたため、帰りの便で夫と隣の席を取ることができませんでした。
当日、荷物を預ける際にカウンターで隣り合わせの席が空いていないか聞いてみたところ、席を変更してもらえたためよかったですが、早めに予約をしておく必要があるなあと感じました。
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早めに家を出よう
赤ちゃんと一緒だと飛行機に乗るまでのあいだに何があるかわからないので、早めに家を出て空港に向かうようにしましょう。
航空会社のカウンターでベビーカーを預けようとしたら、オムツ漏れしており、急いで着替えさせました。(汗)
搭乗までギリギリの時間だったらと思うと恐ろしいです…。
(参考)乳幼児との飛行機の基本情報
ここからは乳幼児との飛行機の基本情報を紹介します。
今回はANAとJALについて紹介します。
乳幼児はいつから飛行機に乗れる?
ANA、JALでは、国内線・国際線ともに、生後8日以降で同伴者がいれば飛行機に乗れます。
乳幼児の飛行機料金
乳幼児の飛行機料金は、ANA、JALともに、
となっています。
座席を確保しない場合はベビーベット貸し出し、座席を確保する場合はチャイルドシート貸し出し、のサービスがある便もあるようなので希望する方は事前に問い合わせてみましょう。
まとめ:事前に準備して子どもとのフライトを楽しもう
今回は、
について紹介しました。
先日の子どもとの初飛行機では搭乗の際にCAさんが「手伝えることあったら声をかけてくださいね。」と声をかけてくださり、とても心強かったです!困ったことがあったら声をかけてみるとサポートしてくれると思います。
事前に準備できることはしっかり準備して、お子さんとフライトを楽しんでください♪
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