
ベンチャーへ転職するか迷っているけど、ベンチャーで働くってどんな感じ?
ベンチャー企業ってなんとなくイメージはあるけど、実際のところどうなのかは転職前に知っておきたいですよね。
そこで今回は、大企業からベンチャー企業への転職経験のある私が、ベンチャー企業へ転職した際に驚いたことを紹介します。
大企業とベンチャー企業では文化が全く違い、転職したばかりの頃は、かなりカルチャーショックを受けました。
私はたまたまその文化があっていたのでセーフでしたが、ベンチャーの文化が自分にはあわないことに入社してから気づいたら悲惨。取り返しがつきません。
この記事を読めば、ベンチャー企業で働くイメージができ、転職先とのミスマッチを減らせるので、ベンチャー転職を考えている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
大企業からベンチャーへ転職して驚いたこと
ベンチャーへ転職して驚いたのは、次の5つです。
それぞれ解説していきます!
超自由
ベンチャー企業はめちゃくちゃ自由です。
私が転職して一番驚いたのが、これでした。
具体的にどういう点が自由なのかを紹介していきます。
服装がラフ
ベンチャー企業では、服装がみんなラフです。
前職では、男性はスーツ、女性はオフィスカジュアルでしたが、転職したベンチャー企業では、社外の人と会うとき以外は基本自由。みんなジーパン+Tシャツくらいのラフな格好で働いています。



通勤している様子は「ちょっと荷物は多いけど、カフェで友達とお茶でもするのかな?」という感じです。
自由な格好で働けるのはストレスフリーですし、会社用の服をわざわざ用意しなくてよくなったため支出が減りました。
昼休みの時間が決まっていない
私が転職したベンチャー企業では、昼休みは自分の好きな時間に1時間取っていいルールになっています。
前職では昼休みは12:00~13:00と決まっており、外食するときは激込みでストレスだったのですが、今の会社では、昼時をずらして外食をする、ということができるため、すいている店内でゆっくりとランチができます。
業務の面でも、自分の仕事のペースに合わせて昼休みを取るため、業務に集中しやすいというメリットがあります。



オフィスでは、変な時間にそこらへんでご飯を食べている人がいて、転職したての頃は驚きました。
暗黙のルールに縛られることがない
大企業にいると、「上司より早く出社しなればならない」「部長より先に帰ってはいけない」といった、暗黙のルールがあったりしませんか?(私の前職がそうでした。)
ベンチャー企業では、そのような非合理な暗黙のルールは存在しません。
始業時間ギリギリ出社、定時ダッシュ、でも仕事上問題なければOKです。
有休も、業務に支障がなければ、上司の顔色をうかがうことなく自由に取得できます。(前職の大企業では有休を取らないのが美徳、といった雰囲気がありました)
変なところに労力を使わなくていいのは、ベンチャー企業のいいところです。
風通しがよい
風通しのよさも転職して驚いたことのひとつです。
役員や社長と直接チャットでやり取りをしたり、直属の上司が役員だったりすることは、前職では絶対にあり得ないことだったので、最初はびっくりしました。
立場に関係なく、フラットに話せるのはいい文化だなと感じています。
常に変化
ベンチャー企業は成長途中ということもあり、変化が頻繁かつ大きいです。
事業内容が日々進化
ベンチャー企業の事業内容は日々進化しています。
会社の事業はこのようにできていくんだ、というのを当事者として知ることができるのは面白いですし、自らよりよいものにしていけるので、やりがいがあります。
また、新規事業にかかわる機会も大企業に比べて多く刺激的です。
組織体制・制度がよく変わる
ベンチャー企業は、大企業と比べると発展途中のため、組織体制や制度が頻繁に変わります。



私が転職してからの3年強で数回、人事評価制度が変わりました…。
福利厚生や手当てが増えるのは喜ばしいですが、評価基準や給与テーブルが頻繁に変わるなど、どうかなと思う部分も正直あります・・・。
社員の入れ替わりが激しい
会社が終身雇用を前提としていない(退職金がない)こと、フットワークが軽く挑戦心のある社員が多いことから、ベンチャー企業では社員の入れ替わりが激しいです。
私も今の会社に入社して3年半しかたっていませんが、すでに社歴だけはベテランです。(笑)
スピード感
ベンチャー企業のスピード感はすごいです。
急ぎのことは社長と直接やり取りができるので、大事なことの意思決定もものすごいスピードでなされます。
そのため、大企業のときにあったような、相手を待たせているんだけどいつ承認されるの!?というようなストレスはありません。
また、日々の業務でも、思い立ったが吉日。いい案があれば、即行動が求められます。
大企業では、まず根回し、だったので、これも大きな違いです。
裁量が大きい
ベンチャー企業は社員数が少ない分、ひとりひとりの裁量が大きいです。
プロジェクトも上司に進捗報告しながら、自分のやり方で進められますし、クライアントの役員と直接やり取りする機会は日常茶飯事です。
また、大企業だとありえないような若い年齢で役員になる人もいます。
その分、責任は大きいですが、やりがいはあります。
まとめ:ベンチャー企業はカルチャーが合えば働きやすい
今回は、大企業からベンチャー企業へ転職して驚いたこと5つを紹介しました。
大企業からベンチャー企業へ転職は、はじめはカルチャーショックだらけでしたが、慣れるとかなり働きやすいと私は感じています。
ただし、仕事にやりがいは求めない、できるだけ楽して稼ぎたいという人には向いていないので、ベンチャー企業への転職は、入社を決める前に自分が向いているかどうかはしっかり見極めるようにしましょう。



