
ベンチャーへの転職を検討しているけど、給料は少し下がるなあ。
大企業からベンチャーへ転職した人って後悔していないのかな?
このような疑問に答えます。
私は、新卒で大手ゼネコンに入り、入社4年目でベンチャー企業へ転職しました。
給料は少し下がりましたが、後悔はしていません。
今回はそんな私が、
を紹介します。
この記事を読めば、後悔しない選択ができるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
大企業からベンチャーへ転職した理由
私が大企業からベンチャーへ転職した理由は、刺激がほしかったからです。
新卒で入った会社では仕事に慣れてくるにつれ刺激がないなあと感じるようになりました。
そう感じた主な原因は3つです。
- 保守的な社風で変化が少なかったこと
- 管理部という守りの(利益を生み出さない)部署だったこと
(文系でゼネコンに入り、かつ、会社の方針で営業は入社10年目以上の人しか配属不可されなかったため、管理部以外の選択肢がなかった) - 転勤により極度の田舎で暮らしていたこと
(カフェはマックとミスドのみ。映画館なし、ショッピングセンターなんてもってのほか。それらを求めると車で2時間の峠越えが必要。)
1はともかく、2、3は就活時点でわかることなので、完全に入社後をリアルに想像できなかった自分の責任なのですが…。
もっと変化の大きい刺激的な環境で働きたい、ということで、ベンチャー企業(もっというと文系でも利益の生み出せるコンサル)へ転職しました。



新卒のときは、とりあえず大手企業ばかりを受け、事業内容をのみで会社を選びました。
そのため事業内容には満足していたのですが、日々の業務については、仕事に慣れてくるにつれ、もっと刺激的に働きたいと思うようになりました。
ベンチャーへの転職、後悔はしていない?
大企業からベンチャー企業へ転職して後悔していないか?
結論からいうと、全く後悔していないです。
固定残業制になって給料が少し下がったり、社宅制度がなくなったりと、お金面の条件は悪くなったのですが、
刺激的な環境で働きたいということだけでなく、その他、細かいところで不満に感じていたことも転職によりすべて解消されたためです。



解消された不満は次のようなことです。
・年功序列で頑張りが報われない
・非効率・無駄でもやれと言われればやらなければならない
・社内接待
・自由に有休をとれない
・つき合い残業、など
もちろん前職も楽しかったですし、前職の人たちと今でもごはんに行ったりします!



またまた、強がって~。ちょっとは後悔していることあるでしょ?
そんな声が聞こえてきそうなので、しいて後悔していることをあげるとすれば次の点です。
- お金面の条件は悪くなった
- 評価がシビア
(大企業では給料が下がることはめったにないが、ベンチャーだとパフォーマンスや会社の業績次第で普通に給料が下がる) - 自分の能力を超えた仕事がいきなりくるのでたまにつらい
- 大企業のウェットな感じがたまに懐かしくなる
(転職先のベンチャーでは大企業のような仕事もプライベートも手取り足取り面倒を見るという感じはない)
給料は納得して転職していますし、他の3つは裏返せばメリットでもあるので、これらの後悔は本当に「しいてあげるとすれば」という感じです。
ベンチャー転職で後悔しないためにすべきこと
ベンチャー企業への転職は入社前にしっかり見極めないと後悔する可能性ももちろんあります。
ベンチャーへの転職で後悔しないために転職前にすべきことを紹介します。
転職理由を明確化し、転職先でそれを満たせるか確認する
ベンチャー企業へ転職しようと思った理由が、転職先で満たせないと転職する意味がありません。
なぜ転職するのかの理由をしっかり明確にし、その会社に転職することによってそれが満たせるかは確認するようにしましょう。
面接内での質疑応答で判断ができない場合は、
- オファー面談後に社員と面談の機会を作ってもらい一般社員の本音を聞きだす
- プライベートの知り合いに、転職予定先の会社の人や同業種、近しい業界の人がいれば、その人から業界や会社のリアルを教えてもらうようにする
などの方法で見極めるとよいでしょう。
将来性のある会社か見極める
ベンチャー企業は大企業ほど経営基盤が強くないため、経営が傾いたり倒産したりするリスクが大企業と比べて大きいです。
転職しようとする会社が将来性のある会社かどうかはしっかり見極めるようにしましょう。
上場会社の場合は決算説明資料を確認したり、業界の成長性や同業他社と比較をするとよいです。
給料・待遇が満足(許容)できるか確認する
ベンチャー企業へ転職は、お金面の条件が悪くなることも多いです。
その条件で満足(許容)できるかどうかは、家族の意見も聞いた上で確認するようにしましょう。
給料だけでなく、社宅制度などの福利厚生も含めて、「実際に自由に使えるお金」で比較するようにするとよいです。
また、オファーされた給料だけでなく、平均昇給率も確認するようにしましょう。
社風が合っているか確認する
ベンチャー企業の中には、かなり特色の強い社風をもつ会社もあります。
社風が合わないと入社してから業務以外の面で苦労することになるので、社風が合っているかもしっかりと確認するようにしましょう。



会社によっては、運動会をしたり、社員旅行があったり、部活があったり、と社員同士の交流が多めのところもあります。
会社に求めるのは仕事だけ、そういうのは避けたいという人は、そのような会社は避けた方がいいかもしれません。
激務を覚悟しておく
ベンチャー企業は人が少ない上に、常に新規事業が立ち上がるため、一人当たりの業務量が過剰になり激務であることが多いです。
会社のフェーズにもよりますが、特にスタートアップの場合は会社に泊まり込むくらいの覚悟をしておきましょう。
まとめ:入社前に慎重に確認して後悔のない選択をしよう
今回は、
を紹介しました。
ベンチャー企業への転職で後悔しないために、次の5つをするようにしましょう。
- 転職理由を明確化し、転職先でそれを満たせるか確認する
- 将来性のある会社か見極める
- 給料・待遇が満足(許容)できるか確認する
- 社風が合っているか確認する
- 激務を覚悟しておく
入社前に慎重に確認をして後悔のない選択をしてくださいね。





